良導絡について

 良導絡自律神経調整療法は、昭和25年に医師の中谷義雄博士が経絡に似た電気の通りやすい部位の連なりを発見し、客観的方法で理論づけした鍼治療法です。

 それは皮膚の通電抵抗から、自律神経(交感神経)系の状態を調べ、身体バランスの変動の検出をして、良導絡理論に基づいて診断や治療、健康増進をするものです。

特徴

 ヒトの皮膚に弱い電気を流したとき、どこでも同じように電気は流れず、電気の良く流れる点が検出され、これを'良導点‘と名付けました。

 この良導点の状態から、身体のバランスを見て、診断や治療、さらに治療効果判定も行えます。

 鍼灸は三千年の歴史の中で経験的に体系化されたものです。

一方良導絡は数値化されたデータにより客観的で科学的な治療法といえます。

 その効果は不定愁訴や自律神経失調症状、鎮痛作用と多岐にわたります。